こんにちは、事務局スタッフのテツ子です。
最低気温が10度以下となり、朝晩はすっかり冬の空気ですね🤧
出勤前と帰宅後には、ヒーターに身体をくっつけている飼い猫の姿が見られるようになりました♨️

さて、本日はセミナーレポートをお届けいたします。
昨日は萩商工会議所さまにて「はじめての越境ECセミナー」が開催されました🌟
“自社の商品・サービスを海外に向けて販売したい!”
“越境ECサイト、どうやって作るの?”
“既にECサイトを作っているが、もっと売上を伸ばしたい”
そんな事業者さまが多くいらっしゃることと思います。
越境ECへの知識を深めるために、はぎビズ一同もこの度のセミナーに参加させていただきました📝🌿
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講師はジェイグラブ株式会社取締役の横川広幸さま。
世界展開する大手ECモール「eBay」にて法人営業やカテゴリマネージャー、システム開発ディレクターを務めた経歴をお持ちです。
現在は独立して多数の事業に携わりながら、越境EC専門家としてご活躍中です✨

導入でお話されたのは、越境ECの需要について。
海外ではメイドインジャパンの製品を欲しがっている人が多い反面、まだまだ供給が充分でない現状にあるそうです。
原料は海外から仕入れていても、「日本製」「日本発送」であることに安心・安全なイメージが強いとのこと。
インバウンド客の9割が旅行で見たもの・体験したものを帰国後にオンラインで買い直ししている、とお伺いして驚きました😲

越境ECで主流なのは、自社ECサイトを作成して販売する方法と、海外ECモールでアカウントを作成して販売する方法、販売代行を委託する方法の3パターン。
今回は自社ECサイトと海外ECモールについて、メリット・デメリットを詳しくご説明いただきました🙌

展開するうえでネックに感じられやすいのが、
決済方法や輸送の流れは?
国際取引ではどんなルールがあるの?
言語の壁をどう乗り越えるか?
等といった不安要素🤔💭

主流な国際決済サービスと輸送業者のご紹介
大手ECモール利用にかかるコストと規約
国境を越えて適用される法律と、それに対応するツール
AIの自動翻訳を上手く使いこなす方法、
検索から自社製品を見つけて貰うための、海外でよく検索されている単語の調べ方
などなどをご教授いただきました。

私が特に興味深かったのは、海外の消費者目線で見た製品ページの写真と紹介文についてです。
外国の方から見て「日本の企業紹介ページの写真は綺麗すぎる」と思われていることが衝撃でした👀💥
HPに掲載する写真となれば、フォーマルな服を着たり、作業場を綺麗に掃除して整えなければ!と思いがちですが、海外の方は「汚れていても構わないから、ありのままの様子が見たい」という思いを持たれているそうです。
そして、日本ではまだ一般的な認識でも、海外から見ると差別的に見られてしまう表現があることにハッとさせられました。
売るモノの質が良くても、消費者の信頼を得るために必要な認識を仕入れていくことが大切だなと思いました。
国や文化が異なる目線は想像することが難しいので、とても新鮮なお話でした🌿

最後のまとめに、横川さまは
「越境ECで成功するには、知識があるかどうかよりも意識を変えられるかどうか」
だとお話されました。
横川さまが起業支援を行うなかで、予想していなかった製品が意外な用途で爆発的に売れた事例をいくつかご紹介。
挑戦してみて初めて出会う需要があるのですね😳✨
最新情報を含めてたっぷりと、初心者にも大変分かりやすくご解説いただきました。
講師の横川さま、萩商工会議所さま、ありがとうございました!🙇‍♀️


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